i-SOBOT改
その2

 さて、前回の改造で行った翼ユニットでは、背面ということもあり大したインパクトのある変化も無かったので第2段階を実行してみました。



 支援メカ「ブラック・トータス」。・・・ハイ、強引ですが亀です。
 前回がレッド・スパローで、赤いスズメ、朱の雀で、朱雀となってれば、バレバレのお約束、安直な黒い亀の玄武ですね。


 でも、あんまり亀に見えませんねぇ。
 もう切羽詰ってたので、考えの纏まらないまま、i-SOBOTに厚紙を押し当て、曲げ切りして形作ったのを元にプラバンに置き換え、おぼろげにイメージにある変形パターンになればと思ったのですが。

 本当は、レッド・スパローのようにQステアを組み込んで走らせる考えがあったのですが、足を動かす以上、両足にモータを組み込まないとならず、その方法を考えあぐねいているうちに無しになってしまいました。

ちょっと前説が長くなりましたが、この亀が



 と向かって(実際は走れないです)



 と、よじ登り(走れないので、登れません)



 と、下半身のアーマーとなり(もし走るとしても、実際は足の裏に潜り込めません)
 胸部アーマーが展開されると。






 と完成されます。
 ちなみに脚のアーマーとサイドアーマーは、繋がっています



 ですので、1つもパーツを取り外さず展開できます。



 もうデザインも、板で囲っていっただけで、曲面も無ければ、平面が広いので、少しでも減るように時間が無いながらも普段やらないC面を出すべく削りました。
可動軸を留めるポリキャップには、球体のポリジョイントを半分に切って、2mmのドリルで穴を開けた物を使ってます。しかし、これを関節分12個作るのは大変でした。


 と、まぁ何とか考えていた合体が出来たのですが、下半身のボリュームがアップした分、腕が貧弱に見えて、バランスが悪くなってしまいました。なんか、吊りズボン(今風の言い方が思い浮かばない)というか釣りや漁場な感じです。
 本当は、その場しのぎでもあったので、これで終わらせるつもりだったのですが、やはり納得できません。コダワリです。悪いクセです。
 それに、締め切りまで1週間ありました。しかし、1週間で出来るものなのか・・・。
 迷っていても仕方ありません。とりあえず作って間に合わなかったら、このまま。出来たら儲け物ということで製作することにしました。
 さて、両腕の武装で、朱雀・玄武と来れば、右手に青龍・左手に白虎と行きたいのですが、一向にアイデアが浮かびません。
 まず、先の二体のように走ってきてヨジ登る現実的な合体は、地上から離れた腕には出来ません。
 そんな現実的な合体を無視したとしても、細長い龍が、へばり付くでは、ボリュームの解決にならないし、腕を囲う太さだと、物凄い長さになって邪魔になります。
 龍の装着される場所を頭にしようかとも思ったのですが、それでは守護する方角の意味が、四方を司る聖獣を使う意味が無くなります。
 時間だけが過ぎていき、やむなく、今回は、龍・白虎を諦め、普通に装甲を付ける事にしました。



 そして、出来たのが腕の装甲です。
 やれば出来るものです。作業の遅い自分にしては信じられない3日と言う短期間で出来たのも、執念と瞬間接着剤のおかげかな?。
 しかし、腕の装甲が付くと、益々上の方が貧弱になります。締め切りまでの残りも少ない。
 迷っていても〜(以下略)
 と、言うわけで、真の完成となったのがコレです!。




 ついに完成です。やはり肩装甲が付くとボリューム感が違います。
 この肩装甲も、2日で仕上げました。自分としては先の腕以上に信じられません。


 短時間で出来たのも、切り出したパーツが、前面・後面・上面と、可動軸の2mmプラ棒だけと限定したからでもありますが、それでもこの多角形で、C面も入れたのに2日で出来たって不思議。
 流石に可動軸を留めるポリキャップは、下半身のような半球のポリキャップを作っている暇もなく円筒のポリキャップになりましたが。



 一応、動きを阻害しないように肩を上げれば、装甲が開くのですが・・・


 肘を曲げると、動きを妨げてしまいました。
 一応は、妨げないように設計したつもりでしたが、配慮が足りませんでした。
 もう時間も無く、妨げに気付いたのは、応募後、このHPに上げるために写真を撮ってて気付きました。
 そういえば、あんまりi-SOBOTの電源入れたこと無いなぁ。あんまり動かしたいモーションも無く、自分でモーション作れないから。
 なもので、撮影の為に目光らせたいと電源入れてみたら、肩幅に脚を開いたポーズとらせられないし、リモコンモードで操作してなかったら、スネたポーズ取り始めて、脚がレッド・スパローに引っかかってしまいました・・・。やっぱり翼(レッド・スパロー)は邪魔か。

 最後に塗装についてですが、最初、玄武=黒ってことで、単純に黒で塗ってみたのですが、サーボの黒と区別が付かず、装甲を増強してるように見えず、目立たなかったので、上から水色っぽいグレーをエッジを残し吹きました。ダンクーガのイメージかな?。
 そしてアンクルガード&腹部のクリーム色ですが、上記の理由で本体の白と区別しようと思ったのですが、気持ち悪くなってしまって後悔してます。胸部中央のように普通に白に水色のシャドウが良かったのですが、時間が無く、このままに。
 胸部は、玄武のまま黒?とも思ったのですが、i-SOBOTのブラックタイプと変わらなくなるので、青竹色です。画像では水色に見えるかも知れませんが、青っぽい緑です。
 本当は、赤の方が合っていて目立つかもしれませんが、自分のパーソナル・カラーですから。
 しかし、塗装の仕方が各箇所でバラバラですなぁ。レッド・スパローはススけてるし、下半身は、ウェザリングぽいような擦れた感じ、胸の青竹色は、汚しもなく、ひたすら綺麗に塗って、統一感無し。別々の世界で作られたって設定はボンヤリとは思っていたけど、設定とか関係なく、塗装のスキルが足りないだけですね。

 と言うわけで、なんとか応募出来たのですが、申し込み時間が、翌日午前2時起きの仕事だったので。24時ギリギリではなく19時頃に申し込んだのですが、エントリーbェ三十いくつかで、応募少ないかなかぁ。それとも、締め切り時間ギリギリに申し込みラッシュあったのかなぁ。

 本当は、手の甲の装甲も作りたかったし、頭もヘルメットとか、フェイスガードとか、ヘッドギアとか手を入れたかったのですが、時間がありませんでした。良いアイデアが浮かびませんでした。
 さて、こんなので結果はどうでしょう。(笑)
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